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植物豆知識

第6回 植物が香りを放出する理由とは・・・

植物は、独特の香りをもっていて、花、蕾、葉、果実、種子、樹皮、根、根茎などの部位から様々な香気成分を発散します。

バラの香りの(ゲラ二オール)やミカンの果皮から発生する香りのカワイイ名前の(リモネン)、ハッカの葉に含まれている(メントール)など現在約1,000種類が知られています。

これらの香りは色素を含む細胞小器官である葉緑体や細胞質で生成され、例えばの香りは昆虫や鳥など、花粉を運ぶ媒介者を誘導するためのもので、自らの子孫を残すことが目的で発散していると言われているそうです。

香りの役割は昆虫などを引き寄せるためだけでなく、それ以外に

①害虫などを忌避するため

②微生物からの感染を防ぐため

③植物が自ら細胞を殺すことを誘導するため とも言われております。

またバラはとても上品で美しくすごくいい香りがしますが香気成分(ゲラニオール)をかけて育てる植物と、かけないのと比べると

かけた方は早く枯れたり、褐変するそうです。

バラの花びらの細胞にはプログラム細胞死が起こることが知られており、言い換えるとバラは香りによって細胞が死んで花びらが萎れることが予め遺伝子によって計画されていると推測されているそうです。

人間にもそれぞれ香りがあります。同じ匂いでもいい匂いと臭いと思う香り。

人それぞれ持つ体から放つ香り、香水とかではなく体から発する物質。同じ香りでもある人にとってはいい匂いであってもある人によっては避けたい匂い。それも人それぞれ違います。その人の匂いだけでなんとなく心地よく魅かれる場合もあります。

見た目の顔や体型によって最初は判断しますが、その人の匂いに反応して脳が自分に合うか合わないかを瞬間的に見分けたりもするそうです。

アロマなどもそうですが植物からの香りの成分が大きな癒し効果やリラックスにもなります。暖かくなってきて花や新緑のにおいなど春の素敵な香りに包まれて心がハッピーになる季節です。

また犬は嗅覚がとても優れており、匂いだけで様々なことの判断をします。また男性より女性の方が本能で動くので嗅覚がとても優れているそうです。特に異性に対しての香りには敏感で直感的な何かを感じ取るそうです。この人はいい匂いがしそうだとかいうことも男性より優れているそうです。

人間にもこのフェロモンというものに近いのか人を引き付ける不思議な匂いがあります。なんとなく心地いいなと思う人は実はなんとなくではなく、その人が本来放っている香りにも大きな影響があります。男性であれ、女性であれ、この香りというのは魔法のような作用もあります・・・

サクラも徐々にピークが終わりましたが今まで感じなかった木々に綺麗な新緑や花、風などからも素敵な春の香りが楽しめる時期になりました。素敵な春を目だけでなく香りからもお楽しみください。

ありがとうございます。